この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
京都鉄道博物館でも展示された事がございます
豊岡の観光列車、「天空の竹田城跡」号が改修され、
7/13から「うみやまむすび」号として天橋立と
城崎温泉の間を運行されるそうでございます。
関西から比較的近い地域での観光列車という事で
私も機会があれば足を運んでみたいと思います。
観光列車と申しますと学生時代に、当時
お付き合いしておりましたさきこちゃんと二人で、
デビューしたばかりの叡山電鉄900系きららに
乗車した事がありました。
1990年代の後半、今から20年以上昔の話なので
観光列車というカテゴリーも無く、漠然と紅葉を
ワイドな窓で楽しめる凄い列車、という紹介だったと
記憶しておりますが、メディアでも
取り上げられたのを覚えております。
時は移ろい、今では各地で工夫を凝らした列車が
運行されております。
さて、今回の更新は箱根登山鉄道が増備します
ご報告させていただきます。
お天気の良い昼下がり、EF65 2085に牽引されて
赤い小さな車体が2両、コトコトと通り過ぎて
行きました。
撮影しておりましたが、両運転台の3000形は今回
初撮影でございました。
表題の前のコマでございます。
どうしても架線柱が1スパンで抜けないので
釜に掛かるか後ろの車両に掛かるかで
悩ましく、構図を組むのに苦労しました。
真横の構図だと編成が全て入りきらなかったので
アレグラ号を主体に撮影してみました。
釜の機次位にヨが付いて、その後ろにクモハ3003、
最後尾にクモハ3004という編成でございます。
何故か3003は窓が全てマスキングされ、内部が
見えないようになっておりましたが、3004は
車内が遠目からでもわかる仕様でございます。
夕方、今度は東山の掘割を進む列車の姿を
狙ってみました。
ブロックされる様に被る為でしょうか、この日は
撮影者が誰もおらず、一人で悠々と
ポジショニング致しました。
ド逆光構図だったのも人が居ない理由の一つ、
なのかも知れません。
かなり厳しい光線状態ではありましたが、何とか
背景に京都タワーを入れ込みます。
引いた構図でもう一度。
白い釜、黒いヨ、赤いアレグラ号といつになく
カラフルな甲種輸送となりました今回。
撮影していても楽しい編成でございました。
オマケ。
側面だけでなく、後ろ姿にも大きな川重マークが
添付されておりました。
急峻な箱根の坂道を、短い車体で右へ左へと
寄せながら駆け上がる箱根登山鉄道。
大きなガラス張りの箱の様な車体で、乗客に
素晴らしい眺望を提供する観光列車として
これから活躍するのでしょう。
今回の撮影でも各所でお会い致しました皆様、
お世話になりありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!