いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

電気機関車のN化 その3

前回は以下をご覧下さい。

電気機関車のN化とスカートについて
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/05/12/112629

●【N化】電気機関車のN化について
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/01/02/122707

Bトレ電気機関車のN化についての試行錯誤をいろいろ書いてきましたが、今回はEF8195をN化します。
※改造は自己責任でお願いいたします。

ます、機関車のパーツを外してブロックにし、バンダイ4軸動力とあわせます。
←これです。

写真で赤丸をつけた部分をカットします。

・動力のボディ取り付け用爪→根本から切り落とします。
・動力のシャーシのベース板→オーバーハング部を四角い穴の付け根くらいで切り落とします。
・機関車ブロックの前後部の下に出た爪→切り落とします。
・機関車ブロックの内側天井→真ん中のリブを除去し天井に四角い穴を開けます。




動力の純正カプラーを外し、カトーのナックルカプラーをつけます。カプラーの固定にはコの字型の固定パーツを使わずに木工ボンドをカプラーポケットに充填して固めました。コの字パーツを使わないことで、後の工程でスカート切り欠きを小さくすることができます。


台車のギアにミニ四駆グリスを塗って負荷を軽くしました。



次にタミヤの接点グリスを台車から突き出た接点と、車軸と集電板の間に軽く塗りました。

次にミニ四駆用のウエイトで補重します。

タミヤのウエイトのうち、最大サイズの3グラムの薄い方のウエイトを、機関車ブロックの先ほどリブを除去した天井に固定します。リブ除去の際に天井に穴を空けましたが、この3グラムウエイトよりは穴の面積を狭くしておき、その穴を塞ぐように天井にウエイトを貼ります。

次にそれよりは一回り小さい2グラムのウエイトを、先ほどの穴の上側にはめ込むように固定します(下側は先ほどの3グラムウエイトで塞がっています)。これで、機関車ブロックと屋根パーツの隙間に2グラムウエイトが収まりました。さらにブロックの凸部のボンネット上に、バンダイ動力純正の黒いウエイトを2つ乗せます。
これにより、写真のように合計2+3+純正ウエイト×2が乗りました。
写真の白いプラ棒があるレイヤーに1ミリ板をかますことで、高さとボディブロックの水平性が確保されます。少し腰高かも知れませんが後でカトーのスカートASSYを取り付けるには、このくらいの車高にしないとスノープラウがレールに干渉してしまうように思います。


次にボディとシャーシを合体させます。
動力シャーシの狭い上面の文字のモールドをヤスリがけして平らにしてから、1ミリプラ板を貼りました。これが、ボディ側の3グラムウエイトを貼ったところに合わさるようにします。一発で決める自信がなかったので、厚みの薄い両面テープでつけました。


次に純正のスカートを加工します。

動力のカプラーの出し口と首振りのスペースを作るため、スカートを切り欠きます。ここは、できるだけ切り欠き面積を小さくする方がリアルになります。最終的にはカトーのスカートASSYに交換したいところです。

スカートは元からある穴を横方向にのみ左右1ミリずつくらい拡げます(写真左側のスカート。右側は製品そのまま)。裏側は開口部周辺のスカート肉厚ができるだけ薄くなるように削り、台車との干渉を防止します。
カプラー首振りのために必要なスペースを一応計算しました。
C103通過時に、シャーシ中心から台車回転中心までの距離14.5ミリは、円周の2.24%にあたりますので、首振り角度は8.6度くらいになります。台車中心からカプラーのスカート干渉部までの距離は15ミリくらいなので、
15ミリ×tan8.6度=2.25ミリ
となりました。これを左右両側に切り欠くと、スカートはほとんど穴になってしまいます。プラのたわみなどで行けるかも知れませんので、試運転しながら調整することにします。

次にお面パーツの裏にカトーのヘッドマーク用磁石を固定します。これが当たる部分のスカートパーツとブロックパーツ前部は切り取っておきます。

最後に1ミリプラ板でスノープラウとステップ表現を作り、動力のカプラーポケットの裏側に貼りました。

将来的には、カトースカートASSYに変えたいところですが、動力純正のカプラーを使うことの安定性は大きく、ストレスなく遊ぶことができます。これはこれで重要なので悩みどころです。