いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

電気機関車のN化とスカートについて

当ブログをご覧いただきありがとうございます。
アクセスが多めの記事として、電気機関車のN化について、というのがあります。
こちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/01/02/122707

今読むと、結構事実誤認があったり、その後に新しい知見が加わったりしてますので、そのうちちゃんと書き直したいとおもっていますが、やはりみなさんいろいろ悩んでおられるのだと思います。

今回はスカートについての話です。

前回の記事にもありますが、電気機関車のN化について簡単にまとめると、

①カトーのポケットライン用の2軸動力(11-103)
※ポケットライン客車用の(11-104)も同性能と思われます。
・走行、牽引力ともに安定している。
・単機でカトー製トレーラー台車を10両以上牽ける。
・Bトレボディに無加工で取り付けられる。
・弱点は、2軸による集電性能不足と見た目。
・2019/5時点では、概ね店頭で入手可能。

これを4軸にしたい!と願うところから修羅の道が始まります。

②カトーのBトレ対応小型車両用動力
・4軸集電、2軸駆動の安定性抜群のBトレ動力の決定版。
・2軸駆動のため、牽引力はカトー製トレーラー台車でも5両程度。それ以上なら重連または客車内へのユーレイ動力搭載が必要。
・2019/5時点では、三種の台車バリエーションともに安定供給されている。

ユーレイや重連は嫌!単機でたくさん牽きたい、と願うと、

バンダイ4軸動力
・4軸集電、4軸駆動で、抜群の牽引力。カトー製トレーラー台車を補重で10両以上いける。
・カトー製よりも品質安定性が低めの場合がある。ただし、タミヤの接点グリスとウエイト、駆動系へのグリスで負荷を減らせば、高い性能を発揮する。
・2019/5時点では、市場にあるのは「3」のみ。「4」は路面電車用のカプラー無し、グレーのもの。「5」はDD51などに無加工でハマる爪などが省略されたもの。3を加工すれば作れる。
・台車レリーフは好きなものをつけられる。



当鉄道では、これを使いつつ、機関車の純正のスカートを切り欠きC103も通過可能にしています。動力のカプラーポケットの下面にささやかなスノープラウとステップ表現を追加しています。お面の裏側にカトー製の磁石を付け、クイックヘッドマーク化もしています。


↑写真の2両はそのようにしたものです。

さて、ここからさらに良くしようとすると、
・カトー製スカートASSY
・ヘッドライト点灯化
などがあると思います。後者は大変ですが台車からの集電は確立されているので、トレーラーを電飾するよりはだいぶ楽です(とは言え、当鉄道では今のところ点灯化はしていません)

悩ましいのは後者です。
カトー製スカートASSYは、スカート内蔵のカプラーが首を振り、ステップやスノープラウ表現もあり、圧倒的にリアルになるのです。

しかし、これをバンダイ4軸動力搭載と両立させようとすると、台車の首振り時にスカート内側に干渉します。
C280程度を走らせる分には問題なさそうですが、トミックス のC541-15ポイントなどを通過時に、微妙な力が加わり脱線します。

バンダイ動力とカトー動力を裏から見ると下の写真のようになっています。

機関車の方にはカトー製スカートASSYが付いていますが、台車が首を振ると、台車中央部分が干渉します。ここはギアボックスなので安易には削りにくいところです。
一方でカトー製動力の台車を比較すると、カプラーを根本から切ってしまえば、スカートASSY取り付けは無干渉で可能に思えます。実際にそうされている方の記事を見たことがあります。


長々と書きましたが、今のところ、バンダイ動力とカトー製スカートASSYの両立は難しいです。(当鉄道には奇跡的なバランスで成立している車両もありますが、お面パーツが若干浮いたりしてます)

研究は続きます。
カプラーの首振り機構を諦めて自作し、スカートASSYの裏側をギリギリまで削ればいいのでしょうが技術が、、、。
ちなみにスカートASSYはスカートでカプラーを支えているので、重い客車を推進回送するとスカートがたわんで事故が起こったりします。


↑冒頭にも載せたこの写真は、右がカトー製スカートASSY、左がバンダイ動力台車のカプラーそのままです。









※2019/10/26追記 いよいよ2019/11/30にカトーのポケットライン用動力リニューアル品が発売のようです。
なんとコアレスモーター、フライホイール、サスペンション搭載!2軸動力ながら、スムーズな走りが期待できます。品番はいままでのものと異なり、「11-109」「11-110」になるようです。

【記事の目次はこちらをご覧ください】

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