10連休まっただなかの2019年5月みっか、「はずゆめヲーク」にいってきた。いくつかのコースが設定されとるなかで、こんかいは名鉄蒲郡線(がまごおりせん)の西幡豆駅(にしはずえき)を出発点に、三ケ根山(さんがねさん)にのぼっておりて、東幡豆駅(ひがしはずえき)にもどってくるっていう、きょり13.7キロ、高低差310メートルの、やまあるきのコースだ。西尾市(にしおし)教育委員会生涯学習課の幡豆公民館が主催して、名鉄西尾・蒲郡線活性化協議会が后援する行事になるだけど、じつに51回めの開催になるっていう。
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吉良吉田駅(きらよしだえき)からのった蒲郡線(がまごおりせん)の電車で、9時7分、西幡豆駅(にしはずえき)にとうちゃく。えきをでてすぐのとこでうけつけをすませて、ほのままはずゆめヲークのはじまり。乗客のほとんども参加しとる。
ともだちとふたり、きたにむかってあるいていく。
ちょこっといったとこから、みぎに小野ケ谷川(おのがやがわ)にそってあるいていく。
みぎに小町橋。みちしるべがあって、「小町橋、健康のみち小野ケ谷コース」ってかいてある。
かわからちょっとはなれて、あいだにみずをはったたんぼがあらわれる。たうえの季節だ。にほんの原風景だ。
たにがせばくなっていく。
さいしょの中継地点、竜蔵院(りゅうぞういん)にとうちゃく。おまいりしていく。
たうえのすんだばっかりのたんぼをよこぎって、小野ケ谷川のみぎがわにわたる。
また、小野ケ谷川をさかのぼっていって、広域農道をくぐる。進行方向は東北方向にかわっとる。
人家もなくなって、たんぼだけになる。
ためいけのつつみに、ライダーがふたりバイクのとなりに休憩しとる。
ためいけのみぎがわをとおっていったとこで、小野ケ谷はつきる。
左右にこだち。林道をひがしにすすんでいく。
また、「健康のみち小野ケ谷コース」のみちしるべ。小野ケ谷はつきたけど、健康のみちはつづくだ。
いよいよのぼりざか。ここまでもゆる~くのぼってきたけど、いよいよ本格的なのぼりにはいるだ。ひだりからさわのみずが林道におちてくる。
舗装もなくなった。
ふぉーっ! 視界がひらけて、むこうのやまやまがみえる。
舗装のない林道をどんどんのぼっていく。
分岐点を中継地点のほうにあがっていく。
分岐点から50メートル、ふたつめの中継地点、小野小桜(おののこざくら)遺跡にとうちゃく。室町時代は1510年っていうむかしに、京のみやこをおちのびた男女がわびずまいしたとこだっていう。やしきあとのいしがきだけが山腹にのこっとるだけど、小野ケ谷のさとからさらにおくのこんなとこにすんだのか。
分岐点からまた順路にもどって、林道をのぼっていく。
のぼっていく。
のぼっていく。
のぼっていく。
のぼっていく。
ふぉーっ! 視界がひらけて、幸田(こうだ)のまちがみえる。三ケ根山(さんがねさん)のきたがわだ。
また、林道をのぼっていく。
林道がおわって、みっつめの中継地点、殉国七士墓にとうちゃく。いや、なにが東条英機が殉国の士なもんか。
はやばやに殉国七士墓をあとにする。
みなみにあるいて、三ケ根山スカイラインにでたとこで、むこうに三河湾(みかわわん)がみえる。いや、うつくしい。
みぎに三河湾をみながら、三ケ根山スカイラインをひがしにすすむ。てまえが西浦半島で、むこうが渥美半島。
ひだりに幸田のまち。東西にながい三ケ根山で、三ケ根山スカイラインはてっぺんのおねをはしっとるだ。
さらに、車道のわきのいちだんたかくなったとこをひがしにすすむ。おねを水平にあるいていくかたちだ。
みぎに三河湾。まあはい西浦半島のひがしがわで、おきにうかぶのが三河大島で、ひだりの陸地にちかいほうにあるのが竹島。
11時21分、よっつめの中継地点であり、おりかえし地点でもある三ケ根観音にとうちゃく。西幡豆駅からここ三ケ根観音まで7.6キロ。10連休のさなかとあってひともたくさんおるなか、うみをみながら、もってきたおにぎりをくう。11時49分、ふたたびしゅっぱつ。
三ケ根山スカイラインをずーっとにしにもどっていって、いきに殉国七士墓のほうから合流したT字もほのまま直進。
西南方向からみなみむきへとちょこっとづつむきをかえながらくだっていって、いつつめの中継地点、幡豆料金所にとうちゃく。
接続道路を横断して、林道をくだっていく。
だいぶさがっていったとこで、うさぎ島と猿ケ島がみえる。むか~し、こどもをつれていったこともあるよ。
広域農道を横断。ここがむっつめの中継地点。いや、ほれにしてもあしがつっぱる。ふともものうら、ひざうらのうえのすじがぴんぴんにつっぱっとるだ。のぼりよりくだりがつらいってのはほんとのことだ。くだりはずーっと舗装道路だってことも、あしへの負担をおおきくしとる。
下界までおりてきて、上畑神社(うえはたじんじゃ)のまえを通過。ながくて急な階段をのぼっておまいりする元気はのこってない。
アスファルトのみちをだらだらとくだっていく。
ななつめの中継地点、上畑交差点を左折。国道247号線をひがしにはいっていく。
東幡豆小西(ひがしはずしょうにし)交差点を右折。
ひだりに彦田神社。
東幡豆交差点を右折。西尾高校体感ヲークのときにもとおった交差点だ。ほのときはみなみから左折した。
13時17分、終着点の東幡豆駅(ひがしはずえき)にとうちゃく。13.7キロのきょりをあるききったことに自信をえる。
ともだちが吉良吉田いきふつうにのっていくのをみおくる。あっかい電車、いいな。はずゆめヲークはこのあっかい電車のはしる蒲郡線の活性化をねがっておこなわれとる行事だ。
(さんこう)
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