この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
銘菓に美味いもの無し、なんて格言を
耳にした事がございます。
甚だ無責任な物言いだと思うのですが、大阪人の
永遠のオヤツであるたこ焼きやお好み焼きは
銘菓と呼んで良いものかどうか…
そもそもお好み焼きはオヤツじゃない、と
反論されそうなのですが、残念ながら大阪人に
とってはたこ焼きもお好み焼きもオヤツなのですよ…
まぁ、お菓子ではございませんが。
和菓子スイーツを銘菓とするのならば京都の
五色豆や八つ橋など、お土産もんとして並ぶ
アレらは確かに美味い訳では無い気も致します。
でもお伊勢さんの代表銘菓である赤福なんかは
大好きなので、やはり無責任な格言だなぁ、と
感じる次第でございます。
詰まる所、美味いか否かの判断は
人それぞれなのですけれど。
さて、今回の更新は5日に撮影しておりました
レトロ車両との夢の併結運転、その復路の模様を
ご報告させていただきます。
往路は土器川鉄橋をサイド気味に捉え、讃岐富士との
コラボショットを試みたのですが、復路は対岸に渡り
金比羅山バックの撮影に挑戦でございます。
2019-05-05 20形23号+1080形1081編成 榎井ー羽間
今回のハイライト。
バリ順で狙えました、レトロ23号を先頭に仏生山へ
戻ります臨時列車。
冷房を搭載した1080形は
窓がピタリと締まっておりますが 、対照的に
非冷房の23号は開閉可能な窓が全て全開。
まだ時刻は9:30だったのですが、既に半袖シャツ
でも汗ばむほどの陽気でございました。
2019-05-05 20形23号+1080形1081編成 榎井ー羽間
引いた構図でもう一度。
背景の金比羅山、ちょうど23号の面が掛かる位置に
頂上付近から下へ向け伸びるスジが見えます。
最初、何なのか判らなかったのですが、どうやら
土砂崩れの爪痕の様でございますね。
麓の至近まで建物がございますので、大きな災害が
起きなければと願うばかりでございます。
2019-05-05 1200形1209編成 榎井ー羽間
沿線の綾川町をPRするラッピングの編成。
こういった編成は鋭角的に撮影するよりも
サイド気味、鈍角構図で狙う方が側面の絵柄が
楽しめて良い様に思います。
今回、その機会は無かったですが…
1081F+23号の撮影後、再び橋を渡って児童館の
あります祓川公園側へ戻って参りました。
次の撮影では、先ほど撮影した23号と併せて
4両のレトロ車で編成を組んだ列車がやって来ます。
そちらの撮影まではかなり時間が空くのですが、
念の為に確保しておいた場所の確認と構図の練習を。
2019-05-05 1200形1203編成 羽間ー榎井
プレーンな姿の1203編成。
時刻は10時台へ突入したのですが、未だ
この構図では面に陽が回りません。
レトロ4連がやって来る頃にはバリ順に
なるはず、とお日様と地図を見ながら再確認。
2019-05-05 1200形1203編成 榎井ー羽間
折り返しの列車も撮影しておきます。
この場所では、画面外の左に建つアパートが
邪魔をしてこれ以上サイド構図に出来ません。
琴平を発車し高松へ向かう列車の面にも
少しずつ影が落ちて参りましたので側面を
メインにした構図にしたかったのですが
仕方がございませんね。
2019-05-05 1080形1091編成 羽間ー榎井
10時台最後の琴平行きは再びコンビニの
ラッピングを施されます1091編成でございます。
貫通扉上の7-11マークやおでこの色帯など、
どう見ても車上店舗の様に思えてしまいます。
ひょっとしたら、ななチキの販売くらいは
されているのかも知れません…
そんな事を考えておりますと
おなかが空いて参りました。
周辺には数多のうどん屋が林立している様なので
ちょっくら腹ごしらえに、と撮影場所を確保して
車で祓川を離れます。
所が、何軒回りましても皆休業。
よく考えてみますと、この辺りの店舗は
地元のお客さんを相手に商売をされて
いらっしゃるので、休日は閉店なのでございます。
食べられないと判りますと、一層うどんが
食べたくなりまして閃きました。
観光地へ行けばいいんじゃね?
そんな訳で、ここからほど近い金毘羅宮の参道へ
車を走らせて辿り着きましたのがコチラ。
2019-05-05 素うどん+天ぷら2品 ナカノヤ店内
昆布だしの効いたお汁に浮かぶコシの強い麺。
何もトッピングの無いおうどんなので、我々
関西人は素うどんと呼びますが、メニュー表では
かけうどん、と記されておりました。
かけ、と汁無しのぶっかけではややこしいので
素うどん表記を推奨したい所でございます。
念願の?おうどんをいただき腹も満足致しまして
お店を出て参道をブラつきます。
道の両サイドには露店や土産物、飲食店が立ち並び
観光客らの目を楽しませてくれるのですが、そんな
店舗の一角に気になるモノを見付けました。
2019-05-05 おいりトッピングソフトクリーム 金毘羅宮参道
讃岐銘菓のおいりがトッピングされました
ソフトクリームでございます。
おいりと申しますと餅米を仄かに甘くして焼いた
和菓子なのですが、まさかソフトクリームに
塗すとは驚きです!
どちらも大好きな私はうどん以上に大喜びで購入、
アッという間に平らげたのでございます。
甘いソフトクリームと、カリカリとした外皮なのに
口に含むと淡雪の様に溶けるおいりが織り成す
最高のコラボにノックアウトされました。
銘菓に美味いモノ無し?
いえいえ、讃岐銘菓のおいりこそ和菓子界の
横綱では無いでしょうか。
惜しむらくはこのおいり、関西での取り扱い店舗が
ございませんので、通販でしか購入出来ない点が
残念でなりません。
そんな訳で土産物屋へその足で向かい、会社の
事務員さんへのお土産に幾つか
購入したのでございます。
市販のアイスに乗せても充分美味しい!
それでは、
この列車へご乗車板いただき、ありがとうございました!