撮り散らかし鉄の記憶

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養老鉄道 東赤坂(2019.5.3) 旧近鉄 613F、624F 記念HM並び

2019年05月06日 11時14分12秒 | 中小私鉄
5/1に、養老鉄道揖斐線 東赤坂駅で記念ヘッドマークを掲出した旧近鉄610系、620系の並びを撮りました。
5月で引退する613Fの営業運転中の様子を東赤坂駅で撮ることにしましたが、日中の揖斐線では同駅でのみ列車交換が行われることも理由でした。
この日の日中の運用は、613F(D13編成)と624F(D24編成)でした。

610系は、近鉄名古屋線用の1800系が主体になっています。
近鉄1800系は1966年に1600系の増備型としてモ1800形+ク1900形の2両編成×4編成と増結用制御車ク1950形2両の10両が登場しました。
その後の増備車はラインデリア装備の1810系になったため、1800系としては10両だけでした。
1993~94年に全車が養老線に転属しています。
第一編成の611Fのみは、南大阪線のサ6100形を挟んだ3両編成ですが、612~614Fは名古屋線時代のまま2両編成で活躍しています。
613Fは610系の中では、初めての引退となります。

620系は、近鉄南大阪線6000系が転属した系列です。
近鉄6000系は1963年に新ラビットカー6900系として登場しています。
1966年には6000系に改番され、後に塗装もラビットカー塗装から通常の近鉄マルーン塗装に変更されています。
1992~93年に一部の編成が養老線に転属して3両編成×4編成の620系となり、南大阪線に残った編成は2002年に引退しています。
622Fは一足早く2004年、7700系の増備とともに623Fは今年引退し、残るは621F、624Fの2編成になりました。

1枚目は、東赤坂駅で並ぶ左側はク513の普通 大垣行き、右側はモ624の普通 揖斐行きです。
先に上り列車の613Fが到着し、下り列車の624Fが東赤坂駅に進入する瞬間を撮りました。
624Fは621Fとともに、本年4/26~10月下旬まで「養老線全通100周年」記念ヘッドマークが掲出されています。



2枚目は、同じく東赤坂駅で並ぶ右側はモ613、左側はク524です。



今後、7700系の増備とともに旧近鉄車両並びは撮りにくくなると思います。
また、今回の7700系で引退する車両も残る車両も車歴は同じくらいなので、いずれ次の増備車が必要と思われます。
近鉄では通勤用車両の新造が無さそうなので、当面は車両が譲渡される可能性も低そうなので、いずれ旧近鉄車両が無くなることも考えられます。
旧近鉄車両並びも撮れるときに記録しておきたいと思います。


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