撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

秩父鉄道 三峰口(2019.5.1) 鉄道車両公園 展示車両 デハ107+クハニ29

2019年05月02日 19時04分38秒 | 中小私鉄
昨日、秩父鉄道 三峰口駅に隣接する鉄道車両公園に展示中のデハ100形、クハニ20形を撮りました。
先の投稿で紹介しましたが、鉄道車両公園の展示車両の解体撤去工事は5月より開始し7月頃の終了との予定が発表されました。
10連休が終わると工事が始まって撮ることができなくなる可能性もあるので、この機会に最後の姿を記録しました。

デハ100形は、1950~53年に登場した17m級の通勤車両です。
電動車としてデハ100形が13両、制業車としてクハ60形が7両、クハニ20形が10両、クハユ31形が1両の31両が在籍しました。
新造車や木造車からの鋼体化改造車など車歴は多様でしたが、戦後の日本の私鉄で多く見ることができたオーソドックスなスタイルでした。
事故などで2両が廃車となり、クハ60形の一部がサハ60形に改造されて、最終的に2両編成×10編成、3両編成×3編成が活躍しました。
後継車の登場とともに引退が進んで1988年には全車引退し、デハ107とクハニ29が保存されていました。

1枚目は、鉄道車両公園に展示中の手前からクハニ29、デハ107、デキ1、ED38-1です。



2枚目は、展示中のクハニ29です。
老朽化が激しく付近は立入禁止になっています。
クハニ29は、クハユ31として登場しましたが、1966年にクハニ29(初代)が廃車された後、1973年にクハニ29(2代目)としてクハニ20形に編入されています。



3枚目は、同じく展示中のデハ107です。
近くに寄ることができなかったため、本線を挟んだ側から撮りました。



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