救助のために線路に降りるのってありなの？

このくっそ前の動画なんで取り上げたかというと、ヤフーニュースでなんか解説っぽいの上がってたからです。ヤフーニュースはこちら！さて、このことですが割りと賛否別れてます。まあそうですよね。危ない行為には違いないんで。

さて、これが正しいか正しくないかというと、場合による！

だと思います。曖昧な回答で申し訳ないです。

今回のケースは線路内に酔っぱらいが転落したってことです。動画は冒頭がないんで分からないですが、まず線路内に転落した場合非常停止ボタンを押しますよね。そして、山科というのは新快速の停車駅であるため動画から見て分かるようにわりと手前で停止しています。

この状況、そしてツイート内容から考えれるのはおそらく新快速が完全に静止していないのにも関わらず線路内にへと入ったと考えるのが妥当だと思います。

さて、これは轢かれたいのか？なんの正義だ？とこのツイ主さんは語ってますが論点はそこです。これって勝手に本当に大丈夫なの？ってとこですよね。

私個人的な考えとしては、今回の場合は全然ありですね。まず今回の場合、完全に静止はしていないにしても、列車からの距離があり助ける必然性はなかったのかもしれませんが、轢かれるかもしれない人を助ける何がわるいんでしょうか？

JR側が危険だから入ってはいけないというのは、必ずしも会社側として安全であることを保障できないからです。ヤフーニュースの解説にも書いてありますが、立ち入り禁止の池でも人命救助のためなら入っていいんですよ。つまりこれは遠回しに自己責任だからねと言ってるようなものです。基本的にはマニュアル通りにするってのが会社の基本です。こっちのほうが合理的だから、道徳的に…というのにのっかり勝手に行動すると処分されます。社会ってのはそんなもんです。

もしこの動画を見て入る必要はないと考えてる人はこの動画の結果しか見えてないのだと思います。入らないでも大丈夫というのはあくまで結果です。この世の中結果がすべてですか？

そして今回の件で遅延拡大というのは正直ないです。結局止まって確認して運転再開って流れなのでむしろ助けたほうが早く動くと思います。

さて、ここで私の答えが「場合による」となった理由お答えします。それはこんなことがあったからです。

これは6年前の出来事です。踏切内にいた高齢男性を助けようとして女性だけ死亡し、男性は助かったという事故です｡

個人的にはこうやって人を助けようとして亡くなってしまうのは…と思うのですよ。助けようとした方はすごい優しい心の持ち主なんでしょう。この件にたいしてもJR東日本は、踏切が閉まってからは入るなという回答しか出していません。

つまり私が言いたいのはまず非常停止ボタンを押したあと、危ないか危なくないか見極めた上で行動して欲しい。ということです。本当に迫っていて電車が止まれないような場合も多いです。救出するのは道徳的には正解です。が、そのために助ける側が命を捨てるのは良くないと思います。人生は一度きりです。死んだら終わりです。人命救助のために法を破るのはある程度大丈夫だと規定されています。なので助ける時、法は一切問題無いのですが、やはり自分の生死に関わります。私はこれ以上痛ましい事故は見たくありません。

とまあ今日は少し硬い話でした。

この話否定から入る人は、この鉄オタの書いたことを読んで考え直してみてください。