伊豆箱根鉄道・駿豆線の主力車両といえば、
タラタラと増備されてきた3000系を外すわけにはいきません。

その駿豆線・3000系に、かつて走っていた軌道線の
緑とクリームの第1編成が走っています。
駿豆線開業120周年記念の特別塗装です。

軌道線は、現在の三島田町駅付近から沼津駅前まで
延びていた路面電車(のちに三島田町-三島広小路まで廃止)。
残念ながら1963(昭和38)年に全線路線廃止となっています。

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軌道線というコトは・・・荒川線とか広電のちっこい車両が
この色だったわけですよね。
まさか、鉄道線のでっかい車両で復刻するとは。
やるじゃん、いずっぱこ。

もっとも、この塗色が発表された際には、ネット上で
「江ノ電」色じゃん、などともいわれたようですが、
3000系の草食デザインに、なんとも言えず
似合っているような気がするのです。

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こちらは、駿豆線オリジナル塗装の第5編成。
ちょっと以前に撮った写真ですが・・・行先幕が「三島↔修善寺」の
手抜き仕様ですね。

青と白は、いずっぱこ駿豆線のイメージカラーといってもいいくらい。
むしろ、親会社の西武鉄道が後から「ライオンズブルー」を導入したそうでして。
富士山の青と白、すっかりおなじみになりましたよね。

かつては赤とベージュの「赤電塗装」が標準だったんですけど、

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「呼んだ?」

そうでした。
赤電塗装、大雄山線の5000系第1編成がやってた!

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大仁駅を発車していく第1編成。

今回撮影した3000系、ほかにもいたのですが「三島」「修善寺」と
きっちり行先を表示するように改められたようです。

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ところで、この第1編成は「軌道線復刻カラー」になる前は、
おなじみ青白塗装に「ラブライブ」ラッピングとして活躍。

2017(平成29)年から「ラブライブ」ラッピングされている
ステンレス第6編成は、引き続き車体全面のフルラッピングで
走っているですよ。

さて、ちょこちょこと塗装やラッピングを変えて
お客さんを呼ぶ・・・むしろ鉄分高めの方を呼び込んでいる
いずっぱこ。

東海道線直通運転を目指したものの夢かなわず、2編成の製造に終わった
伝説の車両・7000系にも手を付けやがりましたのコトですよ。

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どうした、変なモノでも食ったのか? 交流電気でも食わされたのか?
7000系第2編成!!
顔がゴールドになっちまってるよ!
帯色も紺色? まさか勤務中に酒飲んでる?

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あ、第1編成は従来通りの銀色青帯で走ってる。

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120周年だから何かやるのかなと思ったのですが、
ドアにもこれといったラッピングはされてないみたいですね。

185系サンは・・・斜め帯になった後はこれといって話題ナシかな!
(むしろ、廃車の話題が出るくらいなら何の話題にもならない方がいい)

うむう、顔だけゴールドの7000系第2編成。
やっぱり変なモノ食っただけなのかもしれませんね。