名神クロスから国電の屋根上を俯瞰します。
試6781M
吹田工場からピカピカで出場したSW002編成。
先頭のクモハ105 502はモハ103 1012から
2両目のクハ105 502はモハ102 1012からの改造です。
モハ103(102)は昭和45年製造ですので
なんとコンビを組んで半世紀の古株ユニットですね。
105系 SW002編成
ベンチレータが整然と並ぶのは2両目のクハ105。
クモハ105はベンチレータの間にクーラーが鎮座します。
このバスクーラーと呼ばれるWAU202型は
西日本でしか見れない特徴的なクーラーです。
ここでベンチレータを見届けるのは何本目になるでしょうか。
何れにしてもこれが最後になる可能性が高いです。
長岡京-山崎にて
高度経済成長期に生まれた国電の生き残りが
引導を渡されながら和歌山線を走り続けます。
国鉄時代の昭和、JRへ移行した平成、
そして来る令和と3時代を乗り超えようとしてます。