【撮影日:2019年 4月20日】

 

この日はJR常磐線のJヴィレッジ駅を撮影してきました。それでは当日の収穫を。。。

 

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Jヴィレッジ駅までの往復乗車券(使用済み)

いわき駅みどりの窓口で購入しました。

Jヴィレッジ駅は臨時停車駅のため、いわき駅のMV端末(顧客操作型マルス端末)には駅名が登録されておらず発券不可でした。

 

いわき駅のJヴィレッジ開業ポスター

本日から開業します。

 

Jヴィレッジ駅開業記念乗車券発売ポスター

記念入場券も発売されます。

 

いわき駅に到着する富岡ゆき普通電車(第669M列車)

勝田車両センター所属のK470編成です。仙台(原ノ町)方からクハE531-1020号車+サハE531-32号車+モハE531-20号車+モハE530-1020号車+クハE530-2020号車の5両編成(新製2015年・J-TREC総合車両製作所)になっています。

このヘッドマークはJヴィレッジ駅開業を記念して製作されたものです。2019年4月18日から同年5月下旬頃まで常磐線(上野東京ライン直通)の富岡~品川間と水戸線の友部~小山間で運転される事になっています。

公式には発表されていませんがK470編成には東京オリンピックの開催年と一致しているクハE530-2020号車(上野方先頭車Tc’)が連結された編成です。本日運転の669MがJヴィレッジ駅を最初に発着する1番列車となります。

 

次はJヴィレッジ駅に向かいます。

 

■いわき駅

07:49発

 普通669M富岡ゆき[JR常磐線]

08:14着

■Jヴィレッジ駅

 

Jヴィレッジ駅に到着した富岡ゆき普通電車(第669M列車)

勝田車両センター所属のK470編成です。E531系(5両編成)自動放送装置や旅客案内装置は既にJヴィレッジ駅開業に対応しており、通常の次駅案内や到着案内の他にJヴィレッジ駅に臨時停車する旨の音声も組み込まれていました。

 

開業式典前のJヴィレッジ駅

この後、8時50分頃から開業記念式典が行われます。

 

開業記念式典

記念式典ではJヴィレッジ社長と福島県知事を兼務する内堀雅雄氏をはじめ、JR東日本の水戸支社長、復興大臣、沿線自治体の長などの祝辞がありました。

 

祝辞を送る福島県知事

 

祝辞を送る渡辺博道復興担当大臣

 

くす玉割りとテープカット

式典終了後に、くす玉割とテープカットが行われました。

くす玉割りは地元の幼稚園生が担当、地元のゆるキャラの他にJR東日本水戸支社のムコナ君も来てました。

開業式典が終わったら記念入場券購入の待機列に並びます。

 

記念入場券の待機列

発売は予定通り10時00分から開始

No,0176を確保しました。記念きっぷは水戸支社標準のA3サイズ折らずに手渡し&フィルムケース別渡しで収納セルフサービスでした。

 

Jヴィレッジ駅開業記念入場券(表面)

No,0176

この記念入場券は2019年4月20日に開業したJヴィレッジ駅を記念して発売されたものです。発売額は1部1,470円、発売駅はJビレッジ駅といわき駅のみ、発売期間は同年4月20日から5月6日まで(売切れ次第終了)、発売限定数は1,000部(Jヴィレッジ駅600部、いわき駅400部)、発売駅はJヴィレッジ駅が4月20日の10時00分~16時00分まで、いわき駅は4月20日の10時00分から5月6日までの予定でしたが両駅とも即日完売のため発売を終了しました。

 

Jヴィレッジ駅開業記念入場券(中面)

台紙は縦418mm×横297m二つ折り、表面には同駅の完成予想図と651系とE531系、E501系などの写真やイラスト、サッカー漫画「キャプテン翼」の原作者である高橋陽一氏がJ-VILLAGEのために書き下ろしたイラストを印刷、中面にはJヴィレッジ駅及びJ-VILLEGEの写真やサッカーコートを印刷、11枚の硬券入場券(いわき~富岡駅間の11枚)が差し込まれています。

硬券は実際のチームフォーメーションを組んだように11枚が配置されており、トリプルボランチ型(4-3-1-2)と思われる配置になっています。いわき駅がGK、草野駅と四ツ倉駅がCB、久ノ浜駅と末続駅がSB、広野駅とJヴィレッジ駅が守備的MF、Jヴィレツジの子供用が攻撃的MFになるよう配置されています。

 

※この記念入場券は発売当日の午前中に完売しました。

 

乗車券臨時発売

通常は無人駅対応ですが本日に限り「Jヴィレッジ➡いわき」大人用のみ臨時発売されました。それ以外の区間については駅備え付けの乗車駅証明書を取って車内又は着駅での精算でした。

 

乗車駅証明書

感熱式になっています。

 

臨発券

いわき駅E2発行でした。

 

パネル展示

工事中の写真や図面等の展示もありました。

 

ステージ等の撤収が終わったJヴィレッジ駅

記念入場券を購入した後は常磐線Jヴィレッジ駅キックオフ弁当を買うためにJヴィレッジグランドオープンフェスへ向かいます。

 

Jヴィレッジグランドオープンフェス

Jヴィレッジは1997年に開設されたスポーツ施設で日本サッカーのナショナルトレーニング施設も併設されています。

 

会場で配布されていた福島民報の号外(表面)

 

会場で配布されていた福島民報の号外(裏面)

 

No,9コート

2011年3月11日に発生した東日本大震災の津波で制御不能に陥った福島第一原子力発電所の事故対応基地として使用するために同年3月15日から立ち入り禁止、東京電力や自衛隊、警察、消防、医療班、作業員など収束活動の最前線となりました。

その後、2017年3月に当地での収束活動が終了して復旧作業を開始、2018年7月28日から一部区画で営業を再開、2019年4月20日に全面的に営業を再開しました。

 

全天候型練習場(旧No,10コート)

営業再開前に設置された国内初の人工芝1面サイズ全天候型練習場です。J-VILLAGEは2020年のオリンピックに向けたトレーニング施設として使用するためにドーム型のコートも用意されています。

この施設の活用で天候に左右されない練習ができるとの事です。

 

ふくしま食とお酒のマリアージュ

 

JR東日本リテールネットのブース


常磐線Jヴィレッジ駅キックオフ弁当は入ってすぐの場所で売られていました。

 

常磐線Jヴィレッジ駅キックオフ弁当

今日のお昼は記念弁当です。販売額は1,380円です。

厚焼き玉子や牛ステーキ、いくら、鮭など地域の特産品が詰め込まれています。

サッカーボールをイメージしたお品書きも添付されています。

 

そろそろ次の列車が来る時間なので駅に戻ります。

 

Jヴィレッジ駅

記念式典も終了して一段落したようです。

記念乗車券の販売も終了したようです。

 

ゆるキャラ撮影会

左から福島県のキャラクター「キビタン」、JR東日本水戸支社のキャラクター「ムコナくん」、広野町のキャラクター「ひろぼー」、楢葉町のキャラクター「ゆず太郎」です。

 

そろそろ駅構内に入ります。

 

駅構内

ホーム階と改札階の高低差は約20mほどあります。

ホーム階と改札階の階段には楢葉町の鼻であるユリとサッカー漫画「キャプテン翼」の原作者である高橋陽一氏がJ-VILLAGEのために書き下ろしたイラストが描かれています。

 

ホーム

ホームは島式1面2線構造で富岡方に向かって広がるようなV字形状になっています。エレベーターも設置されておりバリアフリー化されています。

ホームはE657系が停車できるよう有効長が215mとなっています。E653系専用の7両停車位置表示もあり常磐線全面開通後の特急運転も計画されています。

ひらがな標記にすると「じぇいびれっじ」なんですね。駅構内にはサッカー日本代表がはFIFAワールドカップや五輪で優勝した際にトロフィーのレプリカを飾れる台座も設置されています。

 

Jヴィレッジ駅に到着する富岡ゆき普通電車(臨時列車)

勝田車両センター所属のK470編成です。

列車が到着する際はサッカー日本代表の応援で多用される「アイーダ凱旋行進曲」が放送されるようになっています。

ホームで流れるアイーダ凱旋行進曲を聞きながらナショナルトレーニングセンターに通う人の中からワールドカップのフィールドを行進する人が生まれるかもしれません。

 

Jヴィレッジ駅を発車した富岡ゆき普通電車(臨時列車)

勝田車両センター所属のK470編成です。

 

Jヴィレッジ駅に到着する「いわき」ゆき普通電車(第672M列車)

勝田車両センター所属のK453編成です。仙台(原ノ町)方からクハE531-1003号車+サハ531-6号車+モハE531-3号車+モハE530-1003号車+クハE530-2003号車の5両編成(新製2005年・東急車両製造)になっています。

 

本日の撮影はここまで、この列車で帰ります。