こんにちは。

今日はED75機番シリーズの第10弾、94号機を取り上げます。

ヒサシ付きの50番台と呼ばれたグループ、50~100号機のうち、JR化後も生き残ったのは19両だけ、その中の1両です。

 

1989/09 東北本線 好摩-岩手川口 3071レ

この機番に初めて出会ったのは約30年前、霧が立ち込める中を重連の先頭でやって来ました。JRになって2年後の写真ですが、コンテナはまだまだ”国鉄”表記のC21などが多く見られました。

 

1989/11 東北本線 岩沼駅 3083レ

朝の岩沼を行く94号。この時は急行八甲田で夜中に仙台着、始発の常磐線に乗って岩沼で下車し東北本線の列車を待つ間の撮影でした。懐かしの”ワム8”が背後に止まっています。

 

1992/01 東北本線 東白石-北白川 5561レ

宮城蔵王バックに重連で車扱貨物を従えて行きます。このタンク車編成無茶苦茶長いですね。

 

1993/03 東北本線 北白川-東白石 3082レ

同じ区間で上り列車の後追い。次ソのアタマ位まで画面に入ると良かったんですが。

 

1994/02 東北本線 東白石-北白川 4085レ

またも同じ区間ですが、全検上がりの綺麗な姿となってやって来ました。ヒサシ付きの精悍ないで立ち、整備仕立ての”銀パン”状態で重連貨物の先頭で驀進します。このアングルは望遠で引っ張ってみました。

 

1998/06 東北本線 北高岩-八戸 3089レ

94号機は短期間の貸出はあったようですがほぼ長町→仙貨生抜き、黙々と貨物牽引に従事しました。この時は朝早く八戸に到着する重連コンテナ貨物の先頭に立っていました。

 

1998/12 東北本線 盛岡駅 単5260レ

重単の次位で盛岡に到着した94号機。原画の拡大画像からは”5-12 郡山工”の表記が判読できました。

これよりやはり5枚目の数か月前;H5=1993年12月に全検出場していたことがわかります。

(すみませんがWeb用の掲載画像からはちょっと判読はむずかしいかと思います。)

カバーの無い複雑な形状の床下機器もこのグループの特徴、カバー付きの前ソとの違いがよくわかります。

1999/10 東北本線 好摩-岩手川口 3095レ

岩手山バックに行く94+89号機重連貨物、これが私にとって94号との最後の出会いだったようです。

この約1年後 2000年10月に廃車になったとのことです。

 

ひたすら貨物列車牽引に従事した94号機ですが、引き締まった顔立ちのヒサシ付きの1両、いくつかですが印象的な写真を残せました。

 

最後に機番表です。

 

以上ED75 94 機番シリーズ第10弾、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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 重単5175FC2版 

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