三陸鉄道リアス線に乗車して、ついに山田線から移管を受けた区間へと入り、岩手船越駅で途中下車しました。今回は、岩手船越駅あたりを少しぶらぶらしたいと思います。
なんでこの駅で途中下車することになったの?
なんでもいいから、とりあえず行ってみよー!
本州最東端の駅です
この岩手船越駅、あまり知られていないかもしれませんが、本州最東端の駅なんです。三陸鉄道でおなじみの駅の愛称もそのまま「本州最東端の駅」です。
といっても、最東端を前面に押し出している感じはほとんどないです。無人駅にぽつんと駅舎が建っているだけです。
端っこの駅によくある、端っこアピールはないね...
むしろ落ち着いた感じ?
「道の駅やまだ」が近いです
岩手船越駅から歩いて7~8分のところに「道の駅やまだ」があります。地元のお土産がいろいろと置かれてします。食堂も併設されているので、ここでお昼にしたいと思います。
道の駅のお土産でも売っている「牡蠣ラーメン」にしてみました。700円とまあまあリーズナブルです。海がそのまま表現されたかのようなラーメンです。あっさり塩味のスープに、旨味の詰まった牡蠣がのっています。
このブログ、食事が麺類ばっかりな気がするんだけど。
麺類はさっと食べられるから、乗り鉄にはぴったりという独自理論らしいよ...
鯨と海の科学館も近いです
食事を終えて、次の列車までの時間を利用して鯨と海の科学館へ行ってみます。こちらも岩手船越駅から徒歩10分足らずで行ける距離にあります。
こちらも津波の被害が大きかったところですが、2017年7月に再開を果たしたようです。建物に津波の到達した高さが記されています。
そして、入館料なんですが、驚きの大人300円です。
安い!安すぎる!
入館すると、巨大なクジラがお出迎えです。係員の方が3Dシアターはどうですかと案内してくださいました。クジラは超音波で獲物のイカを痺れさせるのだとか。その生態はまだまだ分からないところがあるみたいです。
クジラの骨格標本も展示されています。これはなかなか迫力があります。
クジラの骨が泳いでるー
捕鯨はもちろん、地元のホタテや牡蠣の養殖などについても展示があります。模型等の数も結構多いように感じました。
展示は吹き抜けを中心に回廊をぐるぐるとまわりながら、上から下へと降りていきます。一番下まで降りると、ダイオウイカがお出迎えです。
イカ!でかすぎるイカ!
そして、最後に特別展示室に企画展のコーナーがあります。企画展も入館料に含まれています。(いや、もっと料金取ってください...)
出口付近には、休憩スペースや魚が泳いでいる水槽があり、グッズ販売などもありました。
ちなみに外に出ると、こんなものが。「ボッチ」というんですって。一人ぼっちの人を優先しますと洒落のきいた案内もあります。
へぇ~、ぴったりじゃん。よかったね。
岩手船越駅に戻って次の列車へ
岩手船越駅に戻って、次の列車まで少し時間もあるので、道の駅やまだで購入した品々を開封です。
活性原酒「雪っこ」は、とろっとした白いにごり酒ですね。まろやかな口当たりですが、かなり濃厚な味です。
そして、気になっていたがなかなか買えなかったホヤです。なかなか癖がありますが、酒がすすみまくるオツな味です。
最初はなんだか地味な印象もあった岩手船越駅でしたが、退屈することもなかったです。次回は引き続いて、宮古方面へと向かいたいと思います。(続く)
どうやら雪が降ってきたみたい。
さっきの「雪っこ」のせいじゃない?