撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

広島電鉄 千田車庫(2019.3.29) 旧神戸市電 1156 ハノーバー号 留置車

2019年04月08日 22時19分01秒 | 路面電車
3/29に、広島電鉄 千田車庫内に留置中の旧神戸市電1156のハノーバー号を撮りました。
広島電鉄1150形は、1955~56年に神戸市電1150形として8両登場しました。
当時、路面電車としての最先端技術を導入したPCCカーとして登場しましたが、保守面に問題があり1964年には吊掛車に改造されています。
1968年に7両がワンマン化改造されましたが、1976年には神戸市電が全廃となりました。

同年にワンマン改造された7両が広島電鉄に譲渡され、1981年に方向幕の電動大型化、1983年に冷房化され活躍しました。
しかし、出入口が狭くプリペイドカード装置の設置によって乗降に時間がかかり、他の車両に比べて収容力が劣るなどの問題があったようです。
後継車の登場により1998~2003年に6両が引退し、1156のみが残りました。
広島では譲渡前の塗装で活躍する車両も多いですが、ハノーバーと姉妹都市になった記念に塗装変更された1105の引退後により、塗装を引き継いで2代目ハノーバー号になりました。
現在では予備車的な存在で、朝ラッシュを中心に運用されているそうです。

写真は、千田車庫内に留置中の1156です。
車庫の外にある駐車場から金網越しに撮りました。



平日の朝ラッシュ時に運用される古い車両が見れるかと思って出掛けましたが、1156は予備車として車庫内にスタンバイしていました。
しかし、ラッシュ時で出庫車両が多く、被りも無く外から余裕を持って撮ることができました。


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