撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

長崎電気軌道 浦上車庫~大橋(2019.3.30) 701号 さよならパレード運行

2019年04月01日 23時15分12秒 | 路面電車
3/30に、長崎電気軌道 浦上車庫~大橋電停間でさよならパレード運行の701号を撮りました。
パレードの先頭は昨日、紹介した151号(旧箱根登山鉄道小田原市内線)で、次が701号(旧東京都電2018号)でした。

700形は、1955年に東京都電 杉並線用に2000形として登場しています。
東京都電は軌間1372mmですが、杉並線のみは西武鉄道新宿軌道線からの譲渡路線であったため軌間1067mmでした。
2000形には木造車の鋼体化改造車と新製車が混在していました。
1963年の杉並線の廃止後は軌間1372mmに改造されましたが、1969年には全車が引退しました。
長崎電気軌道には新製車の内、6両が譲渡されて701~706号となりました。

元々、軌間1067mm用だったことも有り車体幅が狭かったことも影響して、混雑時には乗客の移動に問題もあったようです。
後継車の登場に伴って日中の運用は減少し、702~706号は引退となって701号のみが動態保存車として在籍していました。
1985年には長崎電気軌道開業70周年記念として都電時代の塗装に復元され、イベント時などに臨時列車として運用されていました。
しかし、151号などとともに3/31限りで遂に引退となりました。

1枚目は、浦上車庫電停を出発した701号です。
151号と同様に表示幕は回送ですが、運転台の下に「ありがとう701号 さよなら運行」の掲出がされています。



2枚目は後追いで、浦上川の鉄橋を渡り大橋電停に向かう701号です。



3枚目は順番が逆ですが、1枚目の写真を撮る前に左側の211号 赤迫行きと並んだ右側の701号です。
かなり遠い場所で並んだため、構図的には偏ってしまいました。





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