撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

福井鉄道 北府(2019.3.16) 602 留置車

2019年03月26日 22時17分52秒 | 中小私鉄
3/16に、福井鉄道 北府駅で留置中の602号車を撮りました。
単行可能な両運転台の600形は、1997年に601号車、1998年に602号車が登場しています。
車体は1971~1974年に名古屋市営地下鉄名城線用に登場した1100形、1200形が流用されています。
名古屋市時代は片運転台だったので、連結面側の車体を切り取り、別の車両の運転台部分が接合されています。
また、名古屋市時代は3扉車でしたが、中央扉を埋めて、別の車両の側窓を流用して2扉車化されています。

連結運転できず運用に制限があったこともあり、2006年に名鉄からの低床車両の譲渡を受けた後は定期運用からは外れていたようです。
さらに新製の超低床車両が導入により、2012年には601号車は引退しました。
602号車は2007年以降はイベント用に使用され、2010年には203編成と同じ福鉄急行色に変更されています。

写真は、北府駅で203編成の手前に留置中の602号車です。
現在でもイベント用に利用されているのか分かりませんが、車体塗装も色褪せており、今後の動向は気になります。




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