この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
風が無く陽が射せば心地よい陽気ではあるのですが
風が冷たく雲の多い関西でございます。
そんな3月の日曜、実に濃い一日を過ごす事に
なりました。
同行いただきましたお二人と、現地でお会いした
鉄さん方にはこの場をお借りしてお礼を申し上げます。
さて、今回の更新は第809列車記事におきまして
宇都宮から関西へやってきましたシキ1000形3両が
変圧器を積載し、運転されましたシーンを撮影して
参りましたご報告となります。
シキ1000形は赤穂線の西浜(貨物駅)至近にございます
三菱の工場から荷を載せ、23日遅くに出発して
大阪貨物ターミナル(大タ)を目指します。
午前1時前、仮眠を済ませ自宅を出ました私は車を
出すべく駐車場へ向かったのですが、肌が外気に
触れた途端、底冷えする寒さに身が縮みました。
更に車はフロントガラスが薄らと凍っております。
急いでヒーターを点けて融氷させて出発致しました。
今回の撮影にはお世話になっております
ブログ友氏をお誘いしておりましたので氏と
合流しまして、途中の停車駅となります深夜の
吹田貨物ターミナルに到着致しました。
ただ、吹貨タのどこへ停車するのかの詳細が
不明でしたので機材を担いで撮影ポイントまで
散歩というにはちょっと長い距離を歩く事と
なりました。
2019-03-24 9170列車 吹田貨物ターミナル
赤い帽子を被った荷が3両に一つずつ載る
今回の特大貨物輸送列車はDE10 1743が
牽引を担当しておりました。
午前3時過ぎ、到着してみますと列車は
既に入線済みでライトも消灯されておりました。
同行の氏が持って来られた三脚をお借りして
バルブ撮影を試みます。
2019-03-24 9170列車 吹田貨物ターミナル
手持ち撮影ではコレが限界でございました。
シキに載る荷がどうにも食パンの様に見えますのは
私の小腹が減って来た証左なのでしょうか…
編成に架線柱と停止目標が被るのが難点なのですが
深夜にこの列車を撮影出来る数少ない機会ですから
贅沢は申せません。
撮影が出来るだけ有難く、感謝しながらの
撮影でございました。
撮影中、拙ブログへのコメントもいただきます
euro-yoshi221氏も合流し、楽しさが一気に
倍増した矢先、とんでもない事態に見舞われます。
2019-03-24 76列車 吹田貨物ターミナル
EF210-114が牽引する76レが入線し、シキを
目隠しする様に停車しました。
このカモレがシキより先に発車するのであれば
良いのですが…
ヤキモキします。
2019-03-24 1060列車 吹田貨物ターミナル
EF210-4に牽かれます1060レが追い打ちを
かける様に被さりました。
深夜の貨物駅、パンタの形状が異なる桃太郎が
並ぶ様が記録出来たのもまた、ラッキーな
機会だったのかも知れません。
調べてみますと、1060レはすぐの発車なのですが
76レはシキよりも後の発車だった事が判りました。
つまりこのままここで構えていても、もうシキの
編成は撮影出来ません。
そこで出発直後の列車を、無謀にも流し撮りで
撮影してみようという事になりまして、
euro-yoshi221氏のご厚意に甘える形で氏の車に
便乗し、岸部駅付近へと移動致しました。
2019-03-24 9170列車 吹田貨物ターミナルー大阪貨物ターミナル
釜番が判読できないレベルで盛大にブレました…
ここでビシーッと決められれば漢が上がる所で
ございますが、肝心な場面でやらかす残念さが
難波オヤジクオリティでございます。
悔やんでいても仕方がございません。
次の機会には上手くいく様に、今後も日々精進で
ございますね。
今回の撮影では、深夜帯の貨物列車も何とか
撮影可能な事が判りました。
今後も機会がございましたらチャレンジして
参りたいと思います。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!