撮り散らかし鉄の記憶

昨日は、近鉄名古屋線　米野駅でクラブツーリズム主催の「近鉄鮮魚列車貸切 日帰り旅行の旅」に運用された２６８４Ｆを撮りました。
２６８０系は１９７１年に、電装品を旧ビスタカーから流用し、近鉄初の冷房搭載車両として３両編成×２編成が登場しています。
小世帯で試作車的な要素も有ったためか、２００１年には２６８４Ｆは鮮魚列車専用車に改造され、２００２年には２６８２Ｆは引退しました。

２６８４Ｆは平日、土曜に朝の宇治山田駅→大阪難波駅、夕方に大阪難波駅→松阪駅行きに１往復だけ運用されています。
日本で唯一の鮮魚列車、行商専用列車として貴重な存在です。
近年は希少価値を利用した貸切ツアー列車としても運転されることが有り、昨日も貸切運転でした。
普段は山田線～大阪線のみの運転なので、名古屋線を走るのは貴重な機会です。

１枚目は、米野駅を通過するモ２６８４の貸切列車です。
名古屋駅の出発時刻と到着時刻しか公表されていないため、情報に疎い自分は記録する機会を逸すると思い、名古屋駅の次の米野駅で撮ることにしました。
撮影名所の場所は、既に同業者で混んでいたので別の場所で撮ってみました。



２枚目は後追いで、黄金駅に向かうク２７８２です。
背景は隣接するＪＲ名古屋車両区になります。