Fatmawatiの急カーブを曲がるMRTJ(Ts10)
3月12日から開始されたMRTJ南北線、一般向け試乗会。その後も順調に続いているようで、何よりです。さて当方、12日のレポートの続きを。いよいよFatmawatiからBundaran HIに向けて出発するところからですね。が、出発の前に、まずは下り列車を撮影してから。相変わらずのドン曇りですので、それに乗じて撮影。晴れていた場合ド逆光、午後が順光のポイントです。
MRTJで一番高いところにホームがあるFatmawati駅からの眺め
閑静な高級住宅地が広がります。
奥の細長いアパートの下あたりに、昔のバラックがあるはず・・・
駅名板
赤いMRTロゴが明らかにシンガポールを意識していて憎いです
当然の如く、列車は定刻通り到着。インドネシア人にすると、ここが信じられないらしいですね。駅の表示に行先は出ても、時刻まで出るのは初ですからね。到着する列車は、各車両4~5名乗っている感じですが、平日だからか独り身の人ばかりで、予想以上に静かです。そうそう、床の養生がついに剥がされています。さすがに、メーカーからMRTJへの引き渡し後に、一般試乗会をやっているのですね。せっかくなので、地上区間各駅を降りてみてみましょう。
Cipete Raya駅
Cipete Raya駅
ハイソな南ジャカルタ住民やインターナショナルスクール職員も多く、おしゃれストリートとして名高いCipeteエリアの雰囲気を反映して、駅の外観も茶色系でまとめたシックなデザインになっていますが、帆布?で覆われていたFatmawatiと異なり、ホームもちょっと薄暗い雰囲気です。日本人が多く住む某アパートメントも至近距離にあり、駅前のルコにはLittle Osakaなる乞食エリアも登場。そんなわけで駅構内に日本人ぽい姿も。
スターバックスも既に入居が決定しています
スターバックスも既に入居が決定しています
そんなCipete Raya駅、お洒落な駅に鉄ヲタはご遠慮といったところか、駅の両端は緩いカーブとなっており、撮影向きではありません。
Bundaran HI側
Lebak Bulus側
6両なので、こちら側は案外なんとかなるのかもしれません。後日要確認。
Bundaran HI側
Lebak Bulus側
6両なので、こちら側は案外なんとかなるのかもしれません。後日要確認。
なお、各駅両端には8連化の準備工事がなされており、ホームの台座だけが設置されています。柵が8両分まで伸びなかったのはラッキーでした。ただ、駅先端からの撮影は行わず、後続で移動です。
Hajinawi駅
当駅から先、自立式の駅名板がなくなり、駅事務室壁に
設置されているタイプになりました。
改札階コンコース
既にTiket.comの広告が至るところに出ていました。
HajinawiからBlok Mまで2駅分動画でお楽しみ下さい。
(車内がガラガラだったので、撮影)
誰も乗っていない車内
初めて養生シートが剥がされました
Hajinawi駅
当駅から先、自立式の駅名板がなくなり、駅事務室壁に
設置されているタイプになりました。
駅周辺工事が何かと間に合っていないHajinawi駅、工事現場からの騒音がけたたましく鳴り響いています。Hajinawiの駅先端も、緩いカーブになっており、Lebak Bulus側は面縦にしかなりません。Bundaran HI側も、6両なのでギリギリ入るかどうかという感じですが、カツカツです。
改札階コンコース
既にTiket.comの広告が至るところに出ていました。
HajinawiからBlok Mまで2駅分動画でお楽しみ下さい。
(車内がガラガラだったので、撮影)
誰も乗っていない車内
初めて養生シートが剥がされました
あまりにも空いている列車だったので、2駅分進んでしまいました;;ですので、Blok MからBlok Aに戻ります。ちなみに、Blok Mは配線上、駅撮りは難しいと思いますので、チェックすらしていません。
戻ってBlok A
Blok模様の柱装飾が特徴的
Blok Aに進入するBundaran HI行き(Ts4)
戻ってBlok A
Blok模様の柱装飾が特徴的
Blok Aに進入するBundaran HI行き(Ts4)
Blok A駅の前後は直線になっており、撮影向きです。しかし、ダイヤ上、ここで上りが先着し、下りががその後入ってくる感じですので、下りLebak Bulus行きは、ほぼ被られると思っておいた方が良いでしょう。
Blok Mを飛ばして、地上区間最後のSisingamanggarajaへ。trans jakartaコリドー13のバス停が営業開始しない限り、最も乗降の少ない駅になる可能性がありますが、至近にはアセアン本部があります。駅名をASEAN駅に変えるとか突如出ていますが、駅の入り口も駅名板も、Sisingamanggarajaのままでした。さすがに、ASEANの名前はネーミングライツではないでしょう。というか、ASEAN事務所がネーミングライツ契約をするわけがない。
この駅名は幻に終わるのか?
少なくとも、Sisingamanggaraja(ASEAN)とかになりそう。
Sisingamanggaraja駅ホーム
上下とも誰も客がいない駅は初めて
次回は、地下区間を紹介します。
Blok Mを飛ばして、地上区間最後のSisingamanggarajaへ。trans jakartaコリドー13のバス停が営業開始しない限り、最も乗降の少ない駅になる可能性がありますが、至近にはアセアン本部があります。駅名をASEAN駅に変えるとか突如出ていますが、駅の入り口も駅名板も、Sisingamanggarajaのままでした。さすがに、ASEANの名前はネーミングライツではないでしょう。というか、ASEAN事務所がネーミングライツ契約をするわけがない。
この駅名は幻に終わるのか?
少なくとも、Sisingamanggaraja(ASEAN)とかになりそう。
Sisingamanggaraja駅ホーム
上下とも誰も客がいない駅は初めて
当駅から乗車する試乗会の申し込み客も全然いない雰囲気ですが、trans jakartaコリドー1のMasjit Agunからも歩けますので、他駅の枠がいっぱいの場合、ここから乗るのも手ですよ。しかも、ここで下車した最大の目的は、下り列車の駅撮り。要するに前回のトップ画像で使ったやつですが、予想通りのカットになりました。手前に障害物もなく、撮りやすく、MRTJのCikini駅先といった感じでしょうか。こちら午前中が順光です。
引きカットを上げておきます(Ts10)
メーカー試験中:Ts2, 3,13,14,15,16
引きカットを上げておきます(Ts10)
で、ここでやってきたのはまたもTs10。ちょうど一巡してしまいました。そんなわけで、最後にこの日運用されていた編成を上げておきます。また、これまでの目撃情報をもとに、各編成のステータスを予想しておきます。
3月12日の運用編成:Ts4,6,7,9,10,11,12
予備(SO dipo LB):Ts1, 5, 8
3月12日の運用編成:Ts4,6,7,9,10,11,12
予備(SO dipo LB):Ts1, 5, 8
次回は、地下区間を紹介します。
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