ー115系,ラストラン,広島駅,山陽線,JR西日本ー
平成最後のJRダイヤ改正において、広島から遂に国鉄型電車が消えました。
幼少の頃から見馴れた、地元の風景の中から、そこに居て当たり前だったいつもの電車が、いなくなる。
小6・中1の時にいなくなった80系・70系の時よりも、割りと重く心に染み入りました。
さよなら列車は運転されないので、何をもってラストランとするかは、見る人の位置によりますが。
私は、広島地区の中央ステーションである"広島駅"を、一番最後に営業運転する列車としました。
16日は、一番列車から全てRedWing-227系で営業しなくてはならないため、数日前から少しずつ使用車両の差し替えが行われ。
一足先に運用から外れた編成もあり、本来は115系で運転されていた列車も、RedWing-227系で運転されていることもあり。
どの列車が最後まで115系であるのかは、ある程度の予想はできるものの、最終日の午後以降は途中から差し替えられる運行スジも。
運用終了による回送を兼ねて、本来RedWing-227系3両編成のスジで、115系が8両編成での運転もありました。
深夜には、ひょっとして1本も運転されていないのではないか?との危惧もありました。
国鉄時代の広鉄局と大鉄局の確執を発端に、民営化されて30年以上経つ現在でも、折り合いが良くない広島所と大阪本社は、まことしやかに言われていて"有名な内緒ごと"ですが。
RedWing-227系の導入経緯に、意固地に陥っている広島では、さよならマークやありがとうマークなどのヘッドマークによる装飾も無く、ラストランナーは広島へ到着。
もう使われる予定の無い、8両編成の乗車口位置案内。
115系ラストランナーはL-02編成でした。
7385M=糸崎・22:18発 → 23:38着・広島止。
広島から115系の運用が終了するのは、車体の老朽化もありますが、第1の理由は新型保安システム・ATS-M(D-TAS=DWs)のテスト導入を広島地区で行うため。
線区の最高速度に対する防護、停車駅での停止位置の大幅なズレやホームのない側のドアが誤って開くことの防止の他、線路工事に伴う徐行に対する防護や何らかの事故の際に自列車のみならず、他列車にも緊急停止の信号送信など、運転支援機能の向上が図られたものとなっています。
115系にも搭載可能ですが、車齢を考えると使用期間から10年未満と計算され、コスト的に全車両撤退となりました。
広島地区は115系のみならず、国鉄形電車運用の全てが最終日でした。
105系のラストランナーはK-03編成 で、7691M=広・23:07発 → 23:59着・広島止でした。
105系も広島では長く働きましたが、あまり撮らない電車でした。
そして今朝なんですが、3月16日午前5時19分頃に、私の家の前を広島止めとなっていた115系が回送列車で下って行きました。
広島駅発は5時10分頃と推測され、L編成なので廃車回送ではないと思われますが、8両編成での回送でした。
C編成やR編成は恐らく廃車・解体かと思われますが、L編成に至っては岡山転属にしては本数が多いので、今後どうなるかは不透明です。
115系のラストランをUPしましたが、もうしばらく115系の記事は続きます。
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