いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

Bトレと建物のスケールの話

そんなわけで、信号場モジュールの小さなスペースに無理やり丸山変電所的なものを建てることにしました。

前回はこちら↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/03/14/201610

建物はいつもの適当な紙工作です。
まず、紙で大枠を作り、、、

特徴的な妻面をスチレンで作ります。窓や入口部分を鉛筆でグサグサさして凹ませておきます。

細かいところを工作用紙で作り、木工ボンドでガシガシ固定していきます。


やはりコニシの白い速乾タイプが最強です。100均のものよりも強度や速乾性に優れているように思います。紙同士の接合に多少隙間があっても、ボンドをモリッと盛れば強度が出て、ホットボンド的な立体的な固定もできます。

さて、本題ですが、Bトレの情景において、建物のスケールは難しい問題です。

レール軌間や正面からのスケールはちゃんと1/150ですが、やはり長さが短いので真面目にNゲージサイズのストラクチャーを置くと、なんだかオーバースケールに見えてしまいます。これはレイアウトに置くバスの長さにも言えます。

カプセルプラレールのように、富士山を車両の高さくらいで表現してしまうほどのディフォルメはしないまでも、やはりBトレがオモチャである側面に向き合う必要があります。

普通のNゲージ車両1両分の長さがあるコンビニは、Bトレ的には2両分、40mもあることになりますし、プラットホームの屋根の柱、架線柱の間隔、鉄橋を橋桁なしで支える間隔なども、Bトレ車両1両分=20m、という基準をイメージしながら作る必要があります。とはいえ、長さ方向以外にはちゃんと1/150ですし、Bトレ設計のコンセプトとして「短いなりに、そこにちゃんと人が乗れる(ドアの幅を狭くしたりしない)」というのを読んだことがあります。
単純に長さ方向を半分にした情景を作ると、それはそれで余計にヘンになるので難しいです。

そんなわけで、当鉄道では「建物は7割くらいのサイズにする」感じにしています。

そこで今回の丸山変電所ですが、Nゲージサイズ1/150に対して多分半分〜1/3くらいのサイズかと思います。ただ、高さ方向について電車との比較の不自然さが目立ちましたので、土台をかさ上げして高さを稼ぎます。これで、架線柱と建物屋根の高さの関係性が、少し本物っぽくなると思います。

というわけで、このシーンは模型というより、プラレール的なオモチャ的なものとなりそうです。が、遠近法的に遠景に建物があって、、、というのをイメージすると、写真的にはそんなにヘンにならないかも知れません。

、、、などなど、今日も理屈っぽいことを悶々と考えながら作っています。

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