鉄風味な写真日記

ワタクシ、モスクワオリンピックのFED-3を持っているんだが、まあまあ綺麗な状態なんであんまり家から出したくないんだよなあ。
で、もう1台外でもガンガン使える少しボロいヤツが欲しくなり購入したのが↑のヤツ（苦笑）





そんな訳で例によってeBayで物色するんだが、出来れば既に持っている最終型とは違うヤツが欲しい。
で、箱ボディになった1966年に近い初期型を探すんだがコレが意外に少なく年代的にも価格的にも妥協できた↑のヤツに決定…コチラはオファー可らしいんだが、商品が11.99ドルで送料が35ドルと言う送料で稼ぐタイプの出品者なんで合計額5000円以下になる様に7ドルでオファー。
その後、約1時間ほどで返事が来て7ドルでいいとの事。と言う訳で価格の方は送料込み42ドルとなりPayPalでの支払い価格は4815円と相成りました。





そして↑は背面にあるシリアルナンバー等。
コチラはシリアルのアタマ二桁が製造年の法則が効いているんで1968年製造との事…ちなみにこの1968年から製造年の無い6桁のシリアルナンバーに変わったとの事で、モスクワオリンピックモデルのFED-3もそのタイプのシリアルナンバー。
あと、モスクワオリンピックモデルの時には無かったMEDE IN USSRの刻印もありますな。




コチラは上から撮ってみたの図…モスクワオリンピックモデルはシャッターダイヤルの上には矢印の指標があったんだがコチラは小さい黒点なんで結構、分かり難い。





そして↑はひっくり返してみたの図…ご覧の様にねじ穴は太ネジタイプとなっております。





コチラは裏蓋を外したの図…スプールはまさかの取り外し式でした。
このサイズじゃ分かり難いかもしれませんがこのカメラ、まあまあ汚いんですよ（苦笑）




そしてコチラは一緒に付いてきたINDUSTAR-26M 50mm F2.8…ご覧の様にフィルター環が凹んでおります。
シリアルナンバーを見るとコチラも1968年製の様ですな。




で、このレンズクモリもやゴミだらけなんだよなあ…しかもレンズ内には↑にある様になんか変な毛（糸くず？）もあるし（笑）





最後はFED-3を並べてみたの図…左がモスクワオリンピックモデルで右が今回購入した1968年製です。
ちなみに写真じゃ分かり難いかもしれないが、モスクワオリンピックモデルはギラギラした銀色で1968年製はサラサラした手触りのクロームとなります。
なんでもソビエト製のカメラは年代が下がる毎に製造が簡略化され品質も悪くなっていった様で、この2台を触っただけでも理解できますなあ。







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