(PENTAX K-1・HD PENTAX-D FA28-105mm・F6.3・1/2000秒・2019.1.3)
新春の鳥取撮影旅。
その1では、相生からスタートして上郡経由で鳥取まで乗って来ました。
☆レンタカー
鳥取→那岐→国英→鳥取 約83km
さて、鳥取からは4時間ほどレンタカーの旅。因美線を何ヶ所か回ってみます。
まず、一目散に目指したのは那岐。
智頭急行の開業後、運転本数がめっきり減ってしまった因美線の県境区間にある駅です。
昭和7年開業で、おそらくその当時から姿を変えていないだろう木造駅舎。
山の斜面に位置しているので、ホームは駅舎から少し高くなっていて階段で繋がってます。
しんしんと静かな駅。しばらくすると津山からの列車がやって来ました。
18シーズンなこともあって車内はそこそこの乗車率でしたが、
誰も乗り降りすることなく列車は智頭へ向かって行きました。
すぐに場所を変えます。
駅前を流れる土師川ぞいに3kmほど登った場所へ。
次の列車まで少し時間があるので、お昼ご飯をいただきましょう。
鳥取と言えばやっぱカニでしょ!
「元祖かに寿し」か「山陰鳥取かにめし」か悩ましいのですが、
今回はかにめしを選択。
かにのエキスが染みこんだ炊き込みご飯に、ほぐしたカニの身が敷き詰められてます。
空腹を満たしたら、列車を待ちましょう。
因州と作州の国境となる物見峠の麓、
さきほどの列車が鳥取から折り返して千代川水系を遡ってきて、ゆるやかなS字カーブをそろそろと登ってきます。
ファインダーが列車を捉えてから2分近く経って、農家の大きな母屋の横をやっとこさ通過して行きました。
お次は大まかに目を付けていた第1智頭川橋梁で、扉のワンカット。
本数が少ないのに、案外移動に時間を食ってしまって、
国英ではタッチの差でタラコが通過してしまいました。
☆JR西日本山陰本線
鳥取→米子 92.7km
レンタカーを返却したら鳥取から快速とっとりライナーで米子を目指します。
やっぱり車窓はあっさり目で、日没少し前にチラリと見えた日本海のみで米子に到着です。
向かいのホームには、コナンラッピングが停まってました。
☆レンタカー
米子→上石見→江尾→米子 約108km
すっかり夜の帳が下りてますが、もう一仕事。
再びレンタカーを借りて宿にチェックインしたら、伯備線の上石見駅付近を目指します。
上りのサンライズ出雲をどうにかしてやろうと思い、向かったわけですが、
予想外に満天の星空が待っていました。
本命の前に下りやくも25号とオリオン座。
軽量三脚なので30秒露光したらブレちゃってます。
そして、見事にお尻が切れてしまったサンライズ出雲。
窓の灯りで雰囲気を感じ取ってくださいまし。
こうして初日が終了。宿へ戻りますよ。
すっかり体が冷えてしまったので上石見駅の缶コーヒーで暖を取ろうとしたら、3085レが停車してました。
予定外の貨物列車との遭遇でしたが、このあと抜きつ抜かれつで米子へ向かいました。
途中、生山での運転停車中にアドバンテージをもらったので、
江尾の先の田んぼでオリオン座と絡めてみました。
もう寄り道せずに宿へ。
豪華な晩餐は、未確認飛行物体でした。
その3から2日目の様子です。
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