皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
レジェンドをそこそこイケメンに甦らせよう！その2
モーターや歯車に
異常は無いことを確かめましたので
早速分解手入れをしてみましょう！
車体を外し、
4ヶ所のネジを緩めると
下部の両側のダイカスト部品が外れて
それに挟まれていた台車が取れる構造。
いたってシンプルです。
歯車にはホコリの付着はほぼ無く
歯ブラシにユニクリーナーをつけて磨くと
少し黒いものが取れるくらいでしたが
モーターは、
ちょっとコンコン叩くと
カーボンカズのようなものが結構出てきました。
回すと、少し焼けるようなにおいがします。
昔、トミックスの銀色のキャラメルモーターで
何度も残念な思いをした、
あのニオイを彷彿とさせます(笑)
あのGM-5以前のタイプ、
ひとまわり大きくて時代を感じますが
立派な5極モーターです。
しかし、使い込まれた感じは否めません。
大切にされながら、
走行距離を伸ばしてきたような印象を受けます。
今は動きますが、
これはモーターの交換も
将来的には視野に入れた方が良さそうです。
電極もまっ茶色でしたので
研磨剤で磨いたところ
アッという間にテカテカの燐青銅が見えました。
これはテンションが上がりますね！
そして、車体側の通電部分も磨きました。
手抜き炸裂！
というか、ここは文明の利器に頼り、
シリコンの研磨棒を使いました。
すると、どうでしょう！！
上のダイカストブロックは
重量を稼ぐために鉛合金で
下のは通電させる役割のために
銅合金のような材料を
使い分けてるのかな、と思いきや
なんと、磨いてみたら
この黄色っぽく酸化しているものも
銀色に輝くではありませんか！
材料の真相は、
私の知識では正確に判断できませんが
ひとつ言えるのは
「さすが関水金属！」
膨らみも歪みもせず
こうしてちょっと手入れすれば
歯車もモーターもちゃんと動き
かわいい子供がメタボの中年になってからも
同じように遊べるというのは
感慨深いものがありますね(^^)
なんて、すっかり成功した気になってますが
ここまで結構な労力を使ってますので
台車を嵌める手前まで進めたところで
今日はここまでとしました。
ではまた次回(^^ゞ
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