各地のキハ40たちが、居酒屋「奥只見」でクダを巻いているようです。
いい具合に出来上がったキハ40の飲み会があったようですよ。
(「居酒屋つばめ」というマンガ、一度読んでみてくださいね。なお本文とは関係ありません)

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「最近、キハ110よりも新顔のディーゼルが来てるらしいな」
「ああ、JR西日本は電車は古いのが好きなくせに、国鉄型ディーゼルは目の敵だぜ」
「東じゃあ“走ルンです”のディーゼル版がのしてきてるしな」
「キハ30系は、いすみ鉄道みたいなモノ好きなら買ってもらえるだろうが」
「キハ40系は、キハ58の普通列車ver.みたいなもんだから、きついな」
「キハ20みたいな旅情もねーしよ」
「小湊がキハ200(設計上キハ20の兄弟車)で、いすみがキハ30か」
「プッ 国鉄で房総半島横断」
「おまえら、ちょっといいか!? オレたちは両運転台のローカル線を象徴するキハ40。
 片運転台のキハ47には内緒だが、顔出せるヤツ、こっちに集まれ」

関東で唯一の国鉄形が走っていた烏山線です。

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「烏山線全通90周年で、国鉄形復刻塗装にされたが・・・たしかタラコ1色だったぞ!」

「っというか、タラコ1色の復刻もいたな」
「ああ、オレ、変だろ」
「まあ、記念だ。オタクではない沿線住民を喜ばせるのも仕事だ」
「最近、架線もないのに列車番号に「○○M」なんてヤツも来ててな」
「所詮、実験車だ。気にするな」
・・・・・・ACCUMに置き換えられちゃいましたよ!

「くっ・・・西日本の連中、寒冷地の連中、頼んだぞ・・・ぐはぁっ!!」

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「悪ぃ、1990(平成2)年に、鍛冶屋線はとっくに廃止されてしもーた」

「キハ30も52も一緒か」
「うーん、キハ35が鍛冶屋駅前に居るらしいがな」

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「加古川線直通の、とってつけたようなサボですねぇ」

寒冷地の連中はどうだ! 新津!

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「新津は色塗り作業が好きみたいでさ。一次色の47と組んでるよ」

郡山はどうだ!

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「うん、まあ走ってるけどさ、JR東がなかなか復旧工事を始めないもんでね」

「JR東日本は、只見線を復旧させない言い訳を考えるのに必死だからな!」
「どうせ普通列車は3往復まで減らされてたんだし、まぁーちょっとねぇ」
「ヒントをやる。『カシクル』を走らせたい! と上層部に伝えとけ」
「うん?? 菓子来る?」

北陸はまだ行けるか!

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「北陸本線が三セク化しちゃったからな。氷見とオレ城端でいくからよ」

「JRと接続してるのは、新幹線の駅がある城端線だったな。
 新高岡駅だな。」
「ああ、高岡駅は『あいのやま』とかに取られたわ。
 ちな、JR高岡駅は北陸本線の駅だったが、新幹線開業で、
 オレら城端線の所属になったわ。」
「棚ボタとか、緩んでるんじゃねーぞ! あと、新塗装の写真はないのか!」
「“まつもと”が出不精でな・・・最近撮りに来ないんだわ」
「ってか、キハ120が主力だしな!」

残りメンバーで・・・“まつもと”のネガにあるのは・・・三江! 
収支真っ赤っかの上、本数大幅減で、駅員大幅減だが、まだ走れるか!

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「ついに廃止になっちまったよ、ってかキハ120系「レールバス」にも負けたし」

「おい、三江。そのカラーリングはなんだ??」
「民営化したら、雰囲気を明るくしようね! とか言って、
 地元を流れる江の川のイラストが描かれちまったんだわぁ」
「葬式のために帰省した客がよ、こんなふざけたイラスト列車見たら、興ざめだよな!」
「まったくだわぁ」
「貴重な『タブレットキャッチャー』付きで、扉窓に防護網がついてる
 文化財的キハ40なんだがな!」
「国鉄色がいいな、とは言わんが、おもちゃみたいな扱いは嫌だねぇ」
「ま、廃止された路線が何言っても無駄だけどな!」

お、烏山のオリジナルもいたか!

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「烏山線だけどさ、オリジナルカラーでも、マシな方か」

「・・・・・・おまえ、今まで寝てただろ」
「・・・・・・ACCUMが働いてくれるっていうからさぁ」
「おまえ、ACCUMが本格稼働したから、廃車候補筆頭だぞ」
「ふぇぇ~・・・転属先残ってますかね?」
「・・・・・・いすみ鉄道、かな・・・・・・あるいはミャンマーとか・・・??」
「あの眼医者さん、買ってくれないかな(泣)」
「箱根登山買ったらしいから、当分無理じゃね?」
「鉄博でもいいから、原型をとどめたいよ~(大泣)」