(PENTAX K-1・smc PENTAX-FA43mmLtd・F4.0・1/20秒)
その8では、仙台から仙山線で愛子まで鉄旅、バスを絡めて広瀬川第二橋梁に立ち寄って、
さらにバスでニッカ橋までやって来ました。
ご想像のとおり、ニッカウヰスキー仙台工場に立ち寄ってみます。
15分ほど待てば工場見学ができるというので乗っかりましょう。
30人くらいでアイガモの行進のようにガイドさんにぞろぞろとついて行きます。
原料を乾燥させるキルン塔と、発酵したもろみからアルコールを濃縮させる蒸留塔。
ポットスチル(単式蒸留器)。しめ縄に御幣とは、まさに神の水ですね。
広瀬川とその支流の新川川の合流部付近に造られたニッカ第二の蒸留所。
マッサンは、新川の水で作った水割りを飲んで即決したとか。
谷底平野の平らな場所だけど、それでも多少のでこぼこがあるわけです。
でも、竹鶴政孝は造成にあたってなるべく自然の起伏を残すよう指示したそうです。
こちらは貯蔵庫。完成まで長い長い時間をかけて熟成されます。
見学のあとは、試飲です。
お土産には工場限定の「フロム・ザ・バレル」を買って帰りました。
2週間足らずで空っぽになりましたけどね・・・。
工場までは作並駅から送迎バスが出てますから、鉄旅でも気軽に立ち寄れます。
運転気にしなくて良いから、存分に飲めますぞ。
☆JR東日本仙山線
作並→仙台 28.7km
気分良く工場をあとにして、作並駅へやって来ました。
接続を考慮しているのか、ほどよい待ち時間で仙台へ戻ります。
しばらくは広瀬川が刻んだ狭い谷を進み、広瀬川第二橋梁で右岸へ渡ります。
油断してたら愛子を過ぎていて、陸前落合の先で再び広瀬川を渡りました。
東北自動車道を乗り越して広瀬川とも離れ、進路はやや北東へ。
権現森丘陵のへりに沿って下ってゆきます。
北山、北仙台と徐々に高度を下げながら市街地へ。
最後は東北本線を跨いで、東北新幹線をくぐって、
仙台に到着です。
その10へ続きます。
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