撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

富士急行 河口湖(2019.2.17) 保存車モ1号

2019年02月19日 23時28分28秒 | 中小私鉄
2/17に、富士急行 河口湖駅前でモ1号保存車を撮りました。
昨日は富士山をバックにした光景を紹介しましたが、本日は車両中心に撮った分を紹介します。
モ1形は1929年に富士急行の前身会社 富士山麓電気鉄道が開業した際に登場しています。
登場時は15m級の車両でしたが、1952~53年に車体延長のため17m級の新造車体へ載せ替えられ、モハ500形に改造されました。

モ1号の旧車体は上田丸子電鉄に譲渡され国鉄の中古台車と組み合わせれて、1955年に別所線のク251として登場しています。
1963年に電動車化されてモハ4257となり、別所線、真田傍陽線で運用されました。
真田傍陽線の廃止後は別所線で使用されましたが、1983年に引退しました。
その後、昨日も書きましたが富士急行の創立記念60周年記念事業として富士急行が引き取り、製造時の姿に復元されて河口湖駅前の静態保存されています。

1枚目は、河口湖駅前に保存されているモ1号です。



2枚目は、モ1号の反対側です。
昨日、紹介したのと同じ向きで富士山の裾野の辺りは写り込んでいます。



3枚目は、車体側面の製造銘板で、昭和4年(1929年)に日本車輛で製造されています。



4枚目は、同社の手前に設置された説明表示です。



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