奥井みさき、旅の記録と徒然日記

長万部駅の名物駅弁「かにめし」が今月末で駅弁としての販売を終了します。
昨日の道新電子版が伝えています。
　　　　→ https://www.hokkaido-np.co.jp/article/277645?rct=n_hokkaido

これはＪＲ北海道が車内販売を終了するため、と書いています。
遠軽駅の「かにめし」が販売終了になったのも同じ理由でした。

ＪＲの何気ない施策が地方の企業の命運を握っている。
…などと書きましたが、遠軽とは違って長万部の「かにめし」はこれからも健在です。

発売元の「かにめし本舗かなや」は長万部駅前の本店をはじめ、
同町内の3か所や札幌の丸井今井本店などで「かにめし」を販売しています。

その他各地のスーパーやデパートなどで出張販売などを行っています。
車内販売終了に伴う経営への影響は少なそうだ。

いずれ“駅弁”では立ち行かなくなることを見越し、先手を打っていたのでしょう。
本当のところはわかりませんが。

同駅には同じく駅弁の「もりそば」があります。
実際には駅売りはしておらず、車内販売のみになっています。

ですがこちらも問題ない。
販売元の「そばの合田」が長万部駅前で元気に営業中です。

私も列車の乗り換え時間に何回も利用させていただきました。

さて話を「かにめし」に戻すと、避けて通れないのが付け合わせの“佃煮”。
これが好評で、“佃煮”が商品化されています。

長万部駅売店で売っていましたが、今でもあるのだろうか？
あればまた買ってみたい、あれは本当にクセになる味です。