前回の記事の続きです。
前回の記事【八木新宮バスで行く川湯温泉(2019/2/7-8) その1】近鉄特急南大阪線に乗車


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はい、全国およそ12万5,000人のトイレ愛好家の皆様方、お待たせいたしました。
日本全国津々浦々のトイレをご紹介する時間がやってまいりました。

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今回は、和歌山線掖上駅にあるトイレをレポートしてまいりました。
個人的には、この掖上駅の便器のデザインに心奪われた次第であります。

なお、お食事中の方は閲覧をお控えになることをオススメいたします。
それでは、早速入りまして・・・
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こちらのトイレは地方にありがちな男女共用となっています。

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小便器は非水洗タイプで、INAXの箱型小便器が設置されています。

恥ずかしながら僕はトイレの品番の知識までは持ち合わせていないので、ご容赦願います。
検索したところ、アサヒ衛陶のU14SETと同型でしょうか。

それでは、2つある個室の1つ目を見てみましょう。

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1つ目の個室は、ご覧のようにお馴染みの半穴式のボットントイレとなっています。

そして、2つ目の個室を見てみると・・・


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おおおおーーーっ!!!

今や絶滅危惧種となった全穴ボットントイレであるばかりか、
この便器がまたものすごい骨董品であります!

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この便器の形こそが、かなり貴重なのです!

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こちらの写真は、2016年11月に訪れた小倉にあるTOTOミュージアム内に収蔵されている古便器です。(当ブログ初公開)

陶器の角型大便器は、木製トイレの形を踏襲したものでしたが、角型だと焼成時にひずみが出やすいため、それを解消するため、小判形の大便器が作られるようになったそうです。
(小倉TOTOミュージアム内の古便器の説明文より一部引用いたしました)


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まさか、現役で使われているトイレで角型の大便器にお目にかかろうとは夢にも思いませんでした。
しかも便器には青色の模様が描かれています。
染付便器といって、骨董品としての値打ちもあるようです。

このトイレのすごさを僕のつたない文章で伝えるのが精一杯であります。

ちなみに、このトイレを真上から撮影した画像も存在しますが、画像を確認したところ、中身のブツが丸見え状態なため、掲載は見送らせていただきました


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平成も間もなく終わりをむかえようとしている2019年、駅トイレも今や温水洗浄の洋式トイレが当たり前となりつつある時代に、このような貴重なレトロなボットン便所に出会えた奇跡に感謝です!


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トイレの建物財産標を見ると、明治44年に建てられて、実に100年以上前のトイレとなっています。
もしかするとあの角型古便器も、明治時代から使われ続けているのかもしれませんね。


全くの余談ですが、某短文投稿サイトで実験的に開設していたアカウント(@bacura256patsu)で、この便器の写真を投稿したところ、唯一のフォロワーであるニジパパ君(仮名)がもんじゃ焼きを召し上がりながらこのトイレの写真をご覧になったそうです・・・。
一応メールで「もし食事中やったらミュートして見やんといてね」って送ってんけど、時すでにお寿司・・・でした

ひとつわかったことは、僕にはSNSは全くと言っていいほど向いていないということであります。
間違ってもイ◯スタなんぞに上げようもんなら顰蹙もんやな・・・僕にとってイン◯タ開設はまだまだ先の話ですワ

ちなみに、(@bacura256patsu)はあくまでも実験的なアカウントのため、現在は削除済みのためご覧になれませんので悪しからずご了承くださいませ。

それにしても僕のカメラ(WX-500)は便器の写真ばかりやな
カメラを買ったのが僕ではなく今時のカメラ女子さんだったら、撮るものは写真映えする料理にオシャレな自撮りにきれいな景色にイルミネーションといったきらびやかな思い出をカメラ内に収めていたことでしょう!

なまじ僕に買われたばかりに、僕のカメラはそういったきらびやかさとは無縁の世界を過ごす羽目となったのでした・・・インスタ映えの「いいね!」の人気な写真どころか、トイレにハエの「どうでもいいね!」の陰気な写真やな、僕の場合は




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ということで、和歌山線掖上駅のトイレレポートをお送りいたしました。
トイレ愛好家の皆様、100年前に思いを馳せながら、一度、用を足してみられてはいかがでしょうか!

つづく。

次の記事へ続きます。
次の記事:【八木新宮バスで行く川湯温泉(2019/2/7-8) その3】JR和歌山線掖上駅舎を見学


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