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新幹線0系に続いて置き換え用として製造されたのが100系です。0系の柔らかく優しい表情から大きく変わり、鋭く格好良い表情に変化しています。0系とは塗装も微妙に変化していて、クリーム色から白色に変化して窓下に帯が一本追加されています。
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489系を上回る大きなボンネット形状が特徴のキハ81系は通称「ブルドック」と呼ばれています。特急型気動車としては日本初の車両だそうです。初期故障に悩まされて“特急がっかり”などと揶揄される事もあったとか。
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車内は回転クロスシートというものが採用されています。進行方向には向くもののリクライニングはしないという特急料金を徴収するには厳しい代物です。旧型客車が跋扈していた時代にはこれでも贅沢なものだったのでしょう。
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こちらはディーゼル機関車のベストセラー機といえるDD51形です。こちらも初期不良に悩まされましたが、現場の努力により克服して無煙化に貢献しました。様々な区分があり、756号機は500番台全重連形です。出雲のヘッドマークがとても似合っていますね。ちなみに館内では床下を見学できるように少し高い位置に展示されています。そのせいで車両全体を見るには高すぎる位置に感じます。床を掘ればいいのに線路を高い位置にするのは展示方法として疑問を感じます。
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同じく高い場所に展示されてちょっと残念なのがEF66形です。元々は高速貨物列車用として製造されましたが、後に夜行列車の牽引も担当するようになりました。EF65形とは違い立体的な造形で、国鉄時代に製造されたとは思えないくらい挑戦的なデザインに感じます。ヘッドマークが付くと更に格好良くなりますね。
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モックアップも展示されています。489系に似ているこちらは151系ですが、公式サイトには何も記述がありません。運転室にも入れますが非常に狭くてうまく写真が撮れませんでした。
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こちらは新性能電車の先駆けである101系です。こちらの車内では抵抗制御の動作実演が行われていて、ノッチを操作すると各部が動作する様子を観察することが出来ます。
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本館に隣接している引込線では、営業用の線路と接続していることを生かして現役で活躍している車両の展示も不定期で行われているそうです。普段はトワイライトエクスプレス用客車が展示されています。こちらは電源車のカニ24形です。各車両に電源を供給する地味ながら重要な役割を果たしています。
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連結されて展示されているのはラウンジカーのオハ25形です。車内は階段状になっていて日本海を眺めながら列車の旅を楽しめるようになっているそうです。現役時代に乗車してみたかったですね。
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各種車両の運転台も展示されていました。こちらは新幹線0系の運転台で、在来線とはマスコンとブレーキの位置が逆になっています。在来線と比べてブレーキ操作の頻度が少なく、かつ高速で走行する新幹線は加速操作の方が重要であるためにこのような配置になっています。
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こちらはDE10ディーゼル機関車の運転台です。こちらは運転台が横向きに設置されています。これは頻繁に前後進を繰り返す入換作業の際に、運転席を移動しなくて済むようになっているためです。
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続いてEF66電気機関車の運転台です。高運転台になっているのですがモックアップではよく分かりませんね。機関車の場合は機関車単独に作用する単独ブレーキ弁と編成全体に作用する自動ブレーキ弁の2種類があります。マスコンも操作が複雑で難易度が高いと感じます。
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同じ機関車でもディーゼル機関車はまた雰囲気が異なります。こちらはDD51形機関車の運転台です。
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最後に221系の運転台です。こちらは客室も再現されていて車掌体験で放送も行えます。人気があり常に人が居たのであまり写真は撮れませんでした。

本家のHP「http://hobbyhunter.main.jp/」もぜひご覧下さい。


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