撮り散らかし鉄の記憶

昨日は、岡山電気軌道（岡電）東山線　東山・おかでんミュージアム駅付近で旧東武日光軌道線色の３０００形を撮りました。
金曜日に中国地方に仕事が有ったため、翌日は個人的にそのまま居残って撮り鉄しました。
岡電３０００形は、１９５３年に東武日光軌道線１００形として１０両が登場しました。
１９６８年の東武日光線の全廃に伴い、全車が１９６８～６９年に岡電に譲渡されてました。
岡電で１９７３年に交通事故に遭って廃車となった１両以外は、主力として活躍していました。

１９８９年以降には主電動機や制御器等を流用して車体新造による更新で在籍数が減り、新車との代替廃車も進みました。
残った２両の内、３００５が２００５年に旧東武日光軌道線色に復刻塗装に変更されました。
３００５は毎月第一土曜日に東山線で２往復の定期運用されています。
しかし、冷房装置が無いために７～１０月は運休、６月、９月も気候により運行を見合わせるようです。
以前から撮りたいと思っていましたが、今回ようやく都合を合わすことができました。

１枚目は、東山車庫から出庫し、東山・おかでんミュージアム駅電停の手前でスタンバイ中の３００５です。
日光の山々を表す若草色を基調とし、日光のシンボルの一つである神橋を表す朱色の帯を巻いた復刻塗装は、とても良く似合っていると思います。



２枚目は、１枚目を撮る前ですが東山・おかでんミュージアム駅電停で折返中の左側の７５０１と並んだ右側の３００５です。



３枚目は、１枚目を撮った後に折返中の右側の７２０２と並んだ左側の３００５です。



４枚目は、東山線の運用に入り東山・おかでんミュージアム駅電停を出発した３００５です。
手書きっぽい表示幕の字体が、昭和のスタイルに良く似合っていると思います。