安芸もみじ / Historys, Trains, Townbikes - Hiroshima JAPAN

今年の春に行われるダイヤ改正で、42年間広島の主力として駆け抜けてきた115系が、遂に引退しますが。

旧型電車で運行されていた広島近郊エリアへ、1975（昭和50）年に113系の登場で余剰となった111系がやって来ました。

111系の転入によって戦前型の電車が淘汰され、1978（昭和53）年に115系の新製配置によって、残った70系・80系の状態が芳しく無い車両が廃車となりました。

広島に新製配置された115系は2000番台でしたが、その後も日本各地から０番台・100番台が順次転属して来て、1978（昭和53）年に80系が撤退、1979（昭和54）年に70系が撤退しました。

1982（昭和57）年には山陽新幹線の開業によって急行運用の任を解かれて快速運用へ就いていた153系が引退。

1983（昭和58）年には編成としては既に存在しないながらも、中間車として運用に就いていた111系のモハユニットが置換えられて。

広島近郊エリアは115系の天下となりました。

2008（平成20）年には103系の置換え用に113系が転入して来ましたが、2015（平成27）年のRedWing-227系デビューまでは、國鐵廣島の代名詞を支える主力でした。

115系の広島就業が1978（昭和53）年10月１日、227系のデビューが2015（平成27）年３月14日、そして115系の広島勇退が2019（平成31）年３月15日。

とうとう２ヶ月を切りました。

さて、今回の写真ですが今年に入っての撮影です。

全て高須駅付近での写真ですが、冒頭からの６枚は高須側から撮りました。

上からL-22編成、R-04編成、L-08編成の先頭と後追いです。

次の２枚は高須側付近を、庚午側から撮りました。

上手く流せなかったんですが、バックの三輪明神とのタイミングはバッチリ････だったんですけどねぇ。

そして上の２枚と下の２枚は、ちょうど高須駅と古江駅の中間辺りなんですが、

昭和30年代前半の建築物の生残り"日高アパート"をバックに撮ってみました。

現在は、この建物の所有者さん以外に、住まわれている方はおられないようですが、昔はかなり最先端な住居だったんだと思われます。

高須駅付近の115系はL-01編成、日高アパートの前で撮った写真は、最初がL-02編成、次がヘッドマーク付きで頑張るL-21編成です。

最後の２枚は個人的な思い出で撮った写真なんですけど、上の写真は、この町らしい景色の中の115系と言うことで、日高アパート・ピンク色の家・レンガ造り風のアパート・誓立寺・三輪明神・マリエール広島をまとめてみました。

そしてラストの写真は、40年ぶりになるんですが、日高アパートの外階段から１枚撮らせて頂きました。

40年前････中学生の頃は、柿の木の枝がこんな風じゃなくて、湘南色の115系や111系を撮っています。

当時は６両編成でしたが、この写真は４両編成のL-04編成です。

ところで、日高アパートをバックに撮ったL-02編成とL-21編成の写真は、１月６日の撮影でした。

その日は部分日食だったんですけど、薄曇りで弛い陽射しはあるものの、肝心のお日さまはこんな感じで。

ちょっと残念でした。

なので、2009年７月22日に宮島で撮った部分日食を再UPします。

写真の朱塗りの屋根は、厳島神社ではなくて清盛神社です。

今年は珍しく、日本国内で日食が２度見られる年で、12月下旬にもう１回あります。

１月22日は飛行船の日。

1916（大正５）年の今日、初の国産飛行船である陸軍の「雄飛号」が、埼玉県から大阪府へ実験飛行を行いました。

国産とは言え、それは純国産だった訳ではなく、1912（明治45）年６月にドイツから輸入した"バルセヴァル号"がいました。

1913（大正２）年３月28日に破損した"バルセヴァル号"を修復する名目で、その材料を流用してカスタマイズを施しつつ再構築しました。

気嚢は羽二重三重、綿布一重から成り、内部には２コの空気房があり、送風機を備えていました。

吊籠は鋼管製で、航行機器と推進機関に操縦席が搭載されていました。